短所は悪だと思って誤魔化しながら回答したら一次面接で5社連続で落とされ続けました。短所の正しい回答方法とは?

就活の面接で
「あなたの強みや自己PRをしてください」
と言われるのは、
ごく普通の質問ですよね。
これくらいの質問なら
普通の就活生なら準備して答えられますよね。
では、「短所は?」と聞かれたら、
どうでしょうか?サクッと答えられますか?
今回は、
面接で「短所は?」と聞かれた際の
ベストな答え方について解説していきます。
目次
短所は?の答え
短所を聞く理由
さて、そもそも
なぜ面接で短所を聞くのでしょうか?
それは面接官があなたの成長意欲と
ひいては信頼できるかを確かめるためです。
「うん。。?どういうこと?」
大前提、
認識しておくべきこととして
仕事は楽しいことばかりではありません。
辛いこともあります。
大きな壁にぶち当たることもあります。
そういう実情があるなか、
あなたが「ちょっと辛いから」
というだけで辞められたら、
企業もたまったものではありません。
多少辛くても、
きちんと反省し行動を改めてくれる人が
企業は欲しいのです。
そのため企業は、
自分の長所も短所も理解した人を
採用したいと考えています。
なぜなら、
短所もきちんと把握している人は
問題を改善してくれる可能性があるからです。
逆に短所を理解していない人は、
何を改善すればいいのか分かっていないので、
そんな人は信頼できない…と捉えるわけです。
もっと分かりやすく言うなら、
副作用がよく分からない薬を飲む
自分の苦手料理が分かっていない
シェフが営んでいるレストランに行く
実は車庫入れが苦手なのに、
それが分かっていない初心者にドライブを頼む
…ようなものです。
そんな心もとない人や物に、
何かを任せようとは思わないですよね。
なので、長所を面接で語るなら、
短所もしっかりと語る必要があります。
それによって「信頼を得る」のが
短所を聞くことの目的であり、
それを踏まえて答える必要があります。
短所をごまかすのはNG
面接で短所を聞かれたら
「長所が強すぎるのが弱みです」
などと答えよう!と言う人もいますが、
僕は、これには反対の立場です。
例えば、あなたが薬を飲む時に
・作用…効果があること
・副作用…効果が効きすぎること
なんて書いてある薬、飲みたいと思いますか?
僕は、そんな薬は飲みません。
流石にそこはふざけずに
副作用があるなら書けよ!って思いますよね。
同じように、
短所をごまかされるのは
人として信頼をなくします。
なので、きちんと答えるべきなのです。
短所の回答方法には、
もう1つNG事項が存在します。
信頼をなくすような答えもNG
さらに、よくないのは
社会人として信頼をなくすような答え方です。
これも望ましくないのです。
なぜなら、先程も書いたとおり、
「短所」を聞くのは
信頼を得るための質問項目だからです。
社会人として信頼をなくすような答えとは…
「時間にルーズです」
「約束を忘れがちです」
そもそも人として信頼をなくすような答えは、あなたに対する評価を無駄に下げてしまいます。
「チームワークが苦手です」
ビジネスマンとして必要なことを真っ向から否定するような内容はやめましょう。
「食べるのが遅いです」
そもそも就活ではそんな答えを期待してません。バカ正直に自分の短所を答えればよいというわけではないのです。信頼を得られるような答え方をすべきです!
特に論外なのは3つ目ですね。
素直にあなたのコンプレックスを
語ってほしいわけではありません。
信頼が得られるように
短所を語ってくれれば、それで良いのです。
じゃあ、どうやって
回答するのが良いのかというと、、
短所で信頼を得る答え方とは?
では、信頼を得るための
短所の答え方とは何でしょうか。
それは、、
長所と繋がっている短所と
具体的な対応策がセットになった答え方です。
具体的な例文を見てみましょう。
つまり、
以下のような要素から成り立っています。
+
長所を裏返しにした短所
もしくは繋がっている要素がある短所
+
それに対して自分が心がけている
具体的な対策
長所の説明については
今回の記事の内容とブレるので省きます。
なので、
「長所を裏返しにした短所
もしくは繋がっている要素がある短所」
「それに対して自分が心がけている
具体的な対策」
この2項目について説明していきます。
長所と繋がっている短所とは
アピールしたい長所に対し、
長所があるがゆえに
失ってしまっていることを考えましょう。
例えば以下のような形です。
「決断力がある」↓
「雑に決めてしまうことがある」
「思いやりがある、優しい」↓
「考えすぎて行動できないことがある」
「チームワークが得意」↓
「自分一人で全て決めるのは苦手」
「好奇心が強い」↓
「熱中しすぎることがある」
…などなどですね。
これは自己分析をやると
見えてくることがありますし、
親や親友などよく知っている人に
「自分の短所ってなに?」
と単刀直入に聞いてみるのもアリです。
また、思いつかないからといって
適当に捏造するのは絶対にダメです。
というより、
思いつかないならそれ自体が短所です。
それに対する具体的な対策とは
ここでの具体的な対策とは、
短所に対して、
いつも自分が心がけていることです。
ここで話す上での注意点ですが、
「頑張ってます」
「心がけています」
「気をつけています」
という、あなたの反省の気持ちを
ただ話すだけでは具体的対策として不十分です。
短所を語るときは
具体的に他人から確認できる行動を
話すようにしましょう。
例えば、さきほどの例を見てみましょう。
自分の短所を分かった上で
行動していることが伝わりやすいですよね。
他人からやったことが
映像として分かるような行動を
対策として話しましょう。
面接官は、
アナタがどのようにして
自分の短所(問題点)と向き合い
どのように改善しようとしているのか
思考力と行動力
この2つを重点的に見ています。
問題点との向き合い方
問題点を改善していく行動
つまり、問題解決力を見ていますね。
短所って聞くと
マイナスイメージを持ちますが、
むしろ短所を
適切に話すことができれば
面接官の評価は爆上がりします。
ぜひ、自分の長所から
自分の感じる短所を見つけて
適切に面接官へアピールしましょう。
まとめ
短所を聞く理由は
成長意欲と信頼を確かめるため
↓
仕事は楽しいことばかりじゃない
辛いときの対処が本当の自分が出る
↓
短所を誤魔化すのはNG
信用を無くすような回答もNG
↓
短所を答えるときは
長所と繋がっている短所と
具体的な対応策をセットに答えよう
↓
頑張ってます
心がけています
気をつけています
のような反省の気持ちを話すだけでは
具体的対策としては不十分
↓
他人から見ても確認できる行動面を
具体的対策として話そう
最後まで
ご覧いただき
ありがとうございます